正礼装(せいれいそう)とは、19世紀から20世紀初頭にかけて欧米で確立された、正式な式典やパーティに着用する服装のことである。
ただし時間帯によって礼装にも区別がある。 男性の正礼装は、昼はモーニング、夜はテイルコート(燕尾服)でホワイトタイ、またはタキシード(ブラックタイ)とされているが、モーニング、テイルコートは共に古い時代衣装であることから、特別な場以外では着られることはあまりない。
一方でモーニングやテイルコートを簡略化したタキシードが現在は一般的で、昼過ぎから着用することも多い。女性の正礼装は、昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスを着用するのがルール。