蝶ネクタイの選び方とルール

ここではタキシードに合わせる蝶ネクタイについて解説する。胸元を彩る蝶ネクタイは飾りの少ないタキシードにとって重要なアイテムだ。様々な形やデザインがあるので自分の衣装の雰囲気に合うものを選ぼう。

蝶ネクタイの元祖は布!

蝶ネクタイ自体のルーツは実は非常に古い。17世紀中(1650年頃)当時のフランス国王ルイ14世の時代に遡る。誕生のきっかけは、フランスの警備にあたっていたオーストリアのクロアチア兵たちが揃って首に巻いていた布。これが蝶ネクタイの元祖である。

素材はシルクからウール、コットンまで様々

蝶ネクタイは形、柄、素材と様々。タキシードを着用するにあたって最も間違いないのは「シルク」素材の蝶ネクタイ。その理由は拝絹のシルクと同じ素材であれば全体のバランスが取りやすいからである。次にウールの蝶ネクタイ、こちらもシルクほどの輝きと上質感は無いものの、オシャレな雰囲気を出すことが出来る。最後にコットン、こちらはカジュアルな雰囲気になるためカジュアルウェディングに使うとよいだろう。

形にこだわろう、オススメはセミバタフライ

蝶ネクタイは形で随分雰囲気が変わるアイテムだ。最も大きいのはバタフライといわれるタイプで、こちらはチャールズ皇太子など品格のある人物がクラシカルに愛用している。ただ大きすぎるので顔の小さい人にはお笑い芸人のようになってしまうので注意。日本人の顔立ちに合う、ちょうどいいサイズはセミバタフライだ。

蝶ネクタイは顔と体の大きさ、で選ぶ

似合う蝶ネクタイのデザインやサイズは顔の大きさで決まる。 一般的に言われているのは目尻から、顔の輪郭までの間に端が収まるとバランスが良いと言われている。顔が大きいのに小さいデザインのストレートエンドなどは似合わない、また顔が小さいのにバタフライタイプは少々インパクトが大きすぎるだろう。

手結びにする?それともホック式?

蝶ネクタイを手で結んだことのある人は少ないと思うが、是非チャレンジしてほしい。手結びにはホック式には無い自然でふっくらとしたグラマーな美しさがある。二次会などパーティーでは蝶ネクタイを外して首からかければそれも様になる。簡単なホック式か、それともこだわりの手結びにするか、是非後者をおすすめする。

小物のオンラインストアはこちら

なお、蝶ネクタイについてはオンラインストアでも購入できる。 無地のものは手結び式、ホック式の両方が選べる。

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