5月も終盤を迎え、今結婚式のウェディング衣装を用意しようとしている方はおそらく夏(7,8,9月)が挙式日の人が多いだろう。
そこで今回は暑い夏のウェディングにフォーカスして、デザインや色、形などを一緒に考えてみたい。
夏のタキシードのデザインや色は?
夏と言えば、最も気になるのが暑さ。暑苦しくないデザインや色がよいのではないかということである。これは正しいのだが、考え方一つで意見が割れるところだ。
国内ホテルや専門式場(室内)の場合
タキシードには実は季節感というものは基本的に存在しない。夏物、冬物という概念が無いのである。
その理由は、ホテルやパーティー会場といったタキシードを着用する環境ではクーラーなど空調設備が完備されているため、汗をかかないからというのが第一の理由だ。
よって夏であろうが、冬であろうがタキシードのメインカラーであるブラック・ネイビー・グレー・ホワイトといった色を選びさえすればあとは好きな色をチョイスしてもらって構わない。
夏にやめたほうがいい色は?
夏の時期のタキシードで辞めたほうが無難な色は、レッドやイエロー、赤みの強いブラウン系の色。これは暖色と呼ばれ目に暑苦しさを感じてしまう。
海外(グアム、ハワイ)のホテルの場合、屋外チャペルの場合
日本の場合、夏の結婚式は全く人気が無い。(ちなみに、よくあげられる理由が高齢である祖父母などに出席してもらうのに、体力的に厳しいからというもの)
一方で、夏の海外挙式は人気がある。日本人の場合ハワイで50%、グアム&サイパンで25%と全体の8割近くがビーチリゾートでの結婚式となっている。
話はさておき、上記のようなビーチリゾートにおける結婚式できるべきタキシードとはどのような色なのだろうか。
オーダータキシード.netでおすすめするもっとも無難かつ正統派な色はネイビーを中心としたブルー系の色、もしくはホワイトやベージュ系である。
リゾートなど海外挙式の場合は間違いなく、外での写真撮影が多くなるのと、チャペルや会場は海が見えるロケーションであることも多い。
透明感のあるエメラルドブルーの海、雲ひとつない延々と広がるブルーの空、太陽の光を反射し輝く砂浜、白いチャペル、椰子の木のグリーンなどを想像してみてほしい。
これらをバックに写真撮影をしたりするのであれば間違いなくブルー系やホワイト、ベージュ系の色が合うはずだ。
暑い日差しが照る中、ブラックの重たいタキシードでは少々暑苦しさが残ってしまう。
夏の結婚式(タキシード)の暑さ対策
見た目に涼しいのはもちろん、実はタキシードの暑さ対策というのは衣装自体でも施すことができる。
もちろんレンタルタキシードの場合は不可能だが、もしオーダーするのであればこういった注文を衣装に織り込むことも可能だ。
①背抜き、半裏で仕上げる
一般的なタキシードは総裏と呼ばれるジャケットの裏地が全面に付いているものとなる。
裏地がある分、全体にどっしりとした鎧感が出て重厚感を出すことができるが、その分間違いなく暑い。そこで背抜き、もしくは半裏で裏地を抜けばその分涼しくなる。
総裏地
半裏
背抜き
②生地の目付(めつき)は280g程度の軽いものを選ぶ
生地は1m×1mあたりの重さが何グラムで規定されていて、おじさんが葬式で着るような分厚いブラックの生地は350gくらいある。あまりにペラペラでも問題だが、280gくらいの生地で選べば薄すぎず、暑すぎず調度良い。
③背中に冷えピタを装着
このあたりは体の熱を下げることができるが後ろから見た時にぼっこりしないものを選ぼう。
④冷感素材はやり過ぎ
たまにご質問を頂くが、クールマックスのような素材はやめたほうがよい。毎日着るスーツならまだしも、結婚式というフォーマルな場所にあったリッチでラグジュアリーな生地の質感はクールマックスには皆無だ。
自分の結婚式に一番合う色や素材は?
もちろん上記に上げたのは式のイメージのほんの一部。実際は自分の結婚式会場や、自身の顔つきや体つき、新婦のウェディングドレスなどで最も合う色は変わってくる。
悩んだら是非一度オーダータキシード.netにご相談を。
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