ストライプドトラウザーズ(striped trousers)とは、モーニングコートやディレクタースーツなど、男性の昼の礼装服に合わせるパンツのデザインのことであり、特徴として黒とグレイの縦縞模様が入ったパンツのことを指す。
慶事には縞の間隔が広い、明るい色調のものを使用し、弔事など不祝儀な場に置いて反対に縞の間隔が狭く暗めの色調のものが用いられる。
裾(すそ)は折り返しのないシングル(カフレス)で、裾口は前上がりのモーニングカットで処理される。基本的に昼の礼装のため、日が暮れてから用いられる事はない。
素材としてはウーステッドやチェビオット・ウールなどで作られる。
別称としては、俗に縞コール、コールズボン、コール・スラックスなどともよばれる。コールはコードがなまったものと言われている。